入院生活2日目の9月29日。手術前日。
入院中の基本生活
- 7時起床~21時消灯
- 3回の食事(歯磨き)
- 3回の検温(体温・血圧・血中酸素濃度)
- 各自検査
- その他は自由時間(余裕あり)
自由時間に仕事・読書・同室者(Nさん)と雑談。
3人部屋に2人(私とNさん)各ベッドにカーテンがついていて仕切れるようになっている。仕事のことを考えれば雑談してる場合じゃないけど、敢えて取り入れました。自分はコミュ障でフリーを目指すようになってからは人と接することがほぼないので、良い機会だと思ったしそれが仕事にも繋がると思いました。お悩み相談サイト目指してる人間がコミュ障ってのも問題だし(^_^;)まぁそれも武器になると信じてやってます。
それに同じ部屋に居るのに遮断してたら感じ悪いでしょ?
実際仕事の時カーテン閉めていたけど、Nさんは気になっているようにも感じた。75歳のおじいさんだから余計だと思う。今の若い人は気にならない人が多いかもしれないけど、年配の人はそおいうこと不信に思うはず。
私は逆の時にカーテン閉められていても、何とも思わないから初め普通に閉めていた。
- 看護業界はこれが普通?
看護婦さんは思った以上に強きだった。
ほとんどの人がタメ口。別に驚きはしない。そおいう人もいるし病人には子供に接するように、敬語はつかわずに親近感を持たせるというのも大切なことだと思う。ただ質問した時に対応がきつくなることには驚いた。話しかけないでオーラが出ている…忙しいなら分かるがそうではなさそう。忙しくしている時に声は掛けない。タイミングは見ているつもりだ。
タオル交換OKってなってたから、入浴したしマクラカバーも替えられるか聞いただけじゃん。
そおしたら『?』って感じだったから察して『なんでもありません』と返事したのに『何ですか?』と再度聞いてくれたから、もう1度言ったら顔ひきつらせながら『なにを?どれに!?』ってなんでだよ!なんでなんだよ!結局『大丈夫です』と返事した。
後になって思ったけど意地悪だったと思う。わかんないはずないもん。普通は伝わると思う。
サーファーみたいな看護婦さんには点滴をすぐに繋げられるように、液入りの管を腕に設置された時『液は栄養ですか?』って聞いたら『なにが?気にしなくていいでーす』ってNさんの方に行っちゃった…
切ない。気になったから聞いたんだよ。コミュニケーション!
次の日は術後だったから少し優しかったように感じたけど、ツンデレか!
身なりも結構自由だと思った。
マクラカバーのこと聞いた看護婦さんはツーブロックだったし、サーファーのような看護婦さんは何色も混じった銀髪風だった。ピアスも普通にしてる人が多かったように思う。
何故対応がきついのか考えたけど、結局は人間関係だと思う。患者には大柄・わがままな人もいるから過敏になってるんだ。私もかもだけど。
- Nさんとの雑談
Nさんと雑談していると話しをさえぎって『ち・が・う!』と言われた。気にすることなく雑談は続いたけど、同じようなことをしないように気をつけようと思った。
Nさんが悪い訳ではない。Nさんが大切にしていること
- ものをはっきり言う
- 人の悪口は言わない
だからだ。
私が『これまで生きてきて大切だと思ったこと思っていることはありますか?』と尋ねて分かったことだった。
初めは咄嗟の質問にあたふたした様子で『なにが?なにもないよそんなん』と言った後続けて『人の悪口を言わないこと。この本に書いてある』と言って娘さんから勧められた本に書いてあることを教えてくれた^_^;
それにNさんの世代は、ものをはっきり言うことが当たり前でもあったから。知り合って2日のNさんにそんな質問をした私も私だったかもしれない。
そんなものをはっきり言うNさんに『折れてる』と言われたことも印象に残っている。
骨のことではない。先程の看護婦さんのマクラカバーの話しで私が『大丈夫です』と言って引いたことを『折れてる』と言う。
折れてるとかじゃなくて伝わらないと思ったから引いただけと言ったけど、折れてる×2と笑いながら言ってきたから何も言わなかった。
歳を頂くほど頑固になるというから気をつけたいと思った。
それ以外では普通に雑談していた。
- 本当に情けない
就寝までの時間仕切りカーテンを閉めてベッドに横になる。
自分の手の写真を撮って、次の日の手術のことを考えていた。自分が原因だけどここまで長かった…こんなことをしている暇はないのと自分を傷つけてしまったことにまた後悔が頭をよぎった。仮にも元拳士が一時の感情でこんなことになってしまうなんて、散々自分をいじめてきたから罰があたったんだと思う。本当に情けない。
読書では呼吸に関する本を読んでいた。もっと呼吸を取り入れていればよかった。
次の日は手術だった。
この時撮った写真を更新するかも?