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HSPには、HSS型があります。
HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソンのことです。前記事で紹介していますので、詳しくは繊細、敏感、神経質で悩んでいる人はHSPかもしれませんをご覧ください。
どちらかといえば人付き合いが好きなのに、いつも疲れるし傷つくと悩んでおられる方は、HSS型HSPかもしれません。
この記事でわかること
HSS型HSPについて+向き合い方
HSSとは
友達や人脈が多く、好奇心旺盛で刺激を求めて外に出かけるけど、いつも疲れて傷つくという方は、HSS型HSPかもしれません。
HSS=High Sensation Seeking(刺激探求型)の略です。
HSPは簡単に説明すると、内向的で静かな環境を好みますが、HSSは外向的で好奇心が強く刺激的な環境を好みます。
つまり非常に敏感なのに、刺激を求めるという矛盾したタイプなのです。
HSS型HSPは、HSPが安心した環境で生活できないことに適応する為に、自然に身についたのではと考えられております。それでもベースはHSPであることに間違いないということです。
HSPもHSSも脳神経に起因する気質で、生理現象のようなものなので、定義しにくく、基本まわりに合わせることは諦めた方が無難だと言われております。
HSS型HSPはHSPの約3割だと考えられております。
特性
- 刺激を求めるが、外に出て疲れる
- やる気があって物事に取り組んでも、飽きやすくすぐにやめてしまう
- 元気で社交的に見えるが、本当は違う
- 冷静に見える時でも、イライラドキドキヒヤヒヤしていることがある
- すぐに仲良くなるが、すぐに距離ができる
- ハイテンションな時でも、ちょっとした発言に悩む
- 自虐ネタを披露するのに、いじられると傷つく
- 大胆なくせに、ちょっとしたミスで後悔する
- 好奇心も強いが、警戒心も強い
- 自信がないようで、自信がある
- 気分の浮き沈みが激しい
- いつも緊張している
- 切り替えがへた
- プライドが高い
- 仕事で評価されない
- 自分がいかに善良か分かってもらえない
タイプ別まとめ
簡単にまとめると、以下のようになります。
- HSP 内向的で静かな環境を好む。危険は冒さない。
- 非HSP 内向的ではないし、静かな環境が好きな訳でもない。
- HSS 外向的で刺激を求める。細かいことは気にせず、危険を冒す。
- 非HSS 外向的でも内向的でもない。深く考えない。
- HSP型HSS 外向的で刺激を求めて行動するが、疲れて傷つくことが多い。
向き合いかた
本当の自分がなにを感じ、考えているのかに気づくことが大切だと言われております。
Aron博士(繊細なことについて研究を始めた人)も、日記をつけることでアウトプットし、客観的に自分を見ることが大切だと説いておられます。そうすることで、自身に対しての理解を深めるのです。本当の自分に気づけば、その自分を認めてあげたり共感してあげることができるからです。
生きづらさは、自分の感じ方が間違っているからではないとわかってあげることが大切。現実に適応するために、敏感過ぎるが故に人と異なる自分を一般的な枠にはめ込み、自分自身を手放してしまうことが苦しみに繋がるのです。
気分の浮き沈みにはなるべく逆らわない
元気な時に刺激を求めて外に出て、いつも疲れて傷ついているなら、一度冷静になってみましょう。
どんな時に失敗しているのかを客観的に見ることができるようになれば、なお良いと思います。なぜなら、新たな対策を打つことができるからです。
「前はこのパターンで失敗したから次はこうしてみよう」といった感じです。パターンを記録してみるのも本当の自分を見つめることに繋がるので、良いでしょう。この時の注意点は、ネガティブで埋めつくさないということです。できるだけ、ポジティブで終わるようにしましょう。気負う必要はありません。
沈んでいる時は、なるべく逆らわずに受け入れましょう。焦ったり自分を責める気持ちはよくわかりますが、本当の自分を知るにつれ、少しずつ対応できるようになってくるはずです。
沈んでいる日は、「こんな日もあるさ」です。リフレッシュして下さい。
うまく自分と向き合って、付き合っていくしかないのかもしれません。無理をせず、息抜きすることも心がけましょう。
本当の自分を知ること+メンタルトレーニングで緊張を克服
いつも緊張しているのは、本当の自分を知らないからだと思います。本当の自分が分かれば、対応することができます。
自分がいつも緊張しているなら、それは他に原因があるのかもしれません。
特定の時に緊張する場合は、メンタルトレーニング(以下、メントレ)がおすすめです。また、今日は○○があるから緊張するといった場合には、イメージトレーニング(以下、イメトレ)も良いです。その時のことを先に想定します。
日々メントレ、イメトレすることにより、そういった場面は必ず克服できます。大事なことは本番で想定外のことが起こって傷つき打ちのめされても、それを次へと生かすことです。
切り替えが苦手な人も、これで克服することができます。
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複雑だったと思うので、少し疲れさせてしまったかもしれませんね。お疲れ様でした。今回の記事が少しでも多くの方の役に立っていれば、幸いです。
参考
ありがとうございました。