Googleアドセンス広告設定をする際に、アドセンスサイトに表示される「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」というのです。
これを設定したので、設定方法を紹介します。
ads.txtとは
ads.txt(アズテキスト)は、広告業界で話題となっており、広告枠を偽装して不正なインプレッションを発生させるものが増加しているので、広告主を守る為に導入され始めたものです。
これにより、ユーザー(あなた)にとっては、偽サイトでの購入を防ぎます。
広告主にとっては、偽サイトに収益が流れないようにしてくれる為、どちらにもメリットのある設定です。
ads.txt設定は必須ではない
「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」と表示されていますが、ads.txt ファイルの設置は推奨されているが、現時点でアドセンスでは必須ではないとのことです。
ですが他の広告企業では推奨されているところが多くなり、それに伴いブログサービスなどでは、ads.txt ファイルを設置するようになってきているようです。
広告企業によっては、ads.txt を設置していないと報酬単価が下がると言っているところもあるそうですが、膨大な PV があるサイト以外、現状で ads.txt を設置してもしなくても、収益性に影響は無いようです。
設定時の注意点
独自ドメインであってもサブドメインだと設置は難しいようです。
正しく設置できていない状態が続くと、そのサイトでの広告配信がストップしてしまう可能性もあるそうです。(アカウントが停止されるわけではありません。)
ads.txtファイル設定手順
Googleアドセンスヘルプに載っていますが、一応紹介しておきたいと思います。
アドセンスサイトからファイルをダウンロードします。そのファイルをサーバーにアップロードするだけです。
サーバーからアップロードするまでは、サーバーにもよると思いますが、ファイルマネージャーかFTPという所からアップロードすることが出来ると思います。
設定した感想と警告表示が消えるまで
ファイル設定に慣れていないと、アップロードしてもまるで手ごたえはありません。設定後もサイトの警告表示はすぐに消えないからです。
48時間からそれ以上かかることもあるそうです。感覚的には48時間経っていなかった気がしますが…設定出来ているかを、チェックするツールを使って確認した後でも、本当に出来ているのだろうか?といった感じでした。
文字コードはutf-8
ファイルを保存する際には、文字コードセット(C)をutf-8にする決まりがあります。テキストツールによっては、UTF-8Nもあるようです。
それからBOMにはチェックを入れてはいけません。